
中医臨床 通巻128号(Vol.33 No.1)
商品コードc128
特集/老中医の魅力 任応秋
2012年 3月20日発行
2012年 3月20日発行
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【特集】老中医の魅力・任応秋
「老中医」という語は 1950年以降に作られたもので,2つの意味がある。
1つは,新中国成立前に正規教育を受けずに徒弟制の方式で中医学の知識を把握した高年の医師であり,もう1つは,60歳以上の臨床経験豊富な中医師である。(『中医基本用語辞典』)
一般には後者の意味で使われることが多いが,本特集では前者の意味でとらえている。 さらに今回は一歩踏み込み,「伝統医学を継承するだけでなく,将来に向けて新体系を創り上げた人たち」と定義した。
『内経』以降の膨大な古典籍を猟歩し,中医学のもつ特徴を浮き彫りにして基礎理論を確立した任応秋先生は紛れもない老中医の筆頭である。
本特集では,様々な角度から任応秋先生の事跡をたどり,現代からみた歴史的意義を考えてみたい。
「老中医」という語は 1950年以降に作られたもので,2つの意味がある。
1つは,新中国成立前に正規教育を受けずに徒弟制の方式で中医学の知識を把握した高年の医師であり,もう1つは,60歳以上の臨床経験豊富な中医師である。(『中医基本用語辞典』)
一般には後者の意味で使われることが多いが,本特集では前者の意味でとらえている。 さらに今回は一歩踏み込み,「伝統医学を継承するだけでなく,将来に向けて新体系を創り上げた人たち」と定義した。
『内経』以降の膨大な古典籍を猟歩し,中医学のもつ特徴を浮き彫りにして基礎理論を確立した任応秋先生は紛れもない老中医の筆頭である。
本特集では,様々な角度から任応秋先生の事跡をたどり,現代からみた歴史的意義を考えてみたい。
◆本号の主な内容
【特集/老中医の魅力・任応秋】
巻頭企画◇文化としての中医学
■[興味深い論文]病機を核心にした弁証論治の新体系〈前篇〉(周仲瑛ほか)
■[大剤の応用]麻黄(仝小林)
■[内経入門]陰陽ってなに?(斉藤宗則)
■[鍼灸特集]顔面神経麻痺
■[穴性論]第1穴 「合谷」(金子朝彦ほか)
■[私の鍼灸補瀉手技]流れる「気」の補瀉(王財源)