
中医臨床 通巻125号(Vol.32 No.2)
商品コードc125
特別連載/循環器疾患〈後篇〉
2011年 6月20日発行
2011年 6月20日発行
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【特別連載】循環器疾患〈後篇〉
循環器疾患の後篇。今号では「虚血性心疾患」「慢性心不全」「不整脈」を取り上げ,中医学,日本漢方それぞれの経験を集約して,標準的治療の確立を試みる。
古代よりこの領域の漢方治療経験は豊富に蓄積されているが,近年は,現代医学の発達により,中医学や漢方医学が介入できる領域はきわめて限定されている。
現代は,発達した診断機器を用いて早期に危険性を発見し,西洋医学的治療の併用を考慮しながら漢方治療を行う時代に入っている。しかしながら,例えば安定狭心症のように漢方併用が有用な疾患,西洋薬の服用によって副作用がでる場合,予防的治療など,積極的に漢方治療を試みるべき領域も残されている。
中医学の弁証施治,日本漢方の治療経験を整理し集約した本企画は,循環器領域の疾患を治療する際の参考になるだろう。
循環器疾患の後篇。今号では「虚血性心疾患」「慢性心不全」「不整脈」を取り上げ,中医学,日本漢方それぞれの経験を集約して,標準的治療の確立を試みる。
古代よりこの領域の漢方治療経験は豊富に蓄積されているが,近年は,現代医学の発達により,中医学や漢方医学が介入できる領域はきわめて限定されている。
現代は,発達した診断機器を用いて早期に危険性を発見し,西洋医学的治療の併用を考慮しながら漢方治療を行う時代に入っている。しかしながら,例えば安定狭心症のように漢方併用が有用な疾患,西洋薬の服用によって副作用がでる場合,予防的治療など,積極的に漢方治療を試みるべき領域も残されている。
中医学の弁証施治,日本漢方の治療経験を整理し集約した本企画は,循環器領域の疾患を治療する際の参考になるだろう。
◆本号の主な内容
【特別連載/循環器疾患〈後篇〉】
■[大剤の応用]大黄(仝小林)
■[難病・奇病に挑む杜雨茂教授の臨床]食亦
■[国医大師・朱良春先生の臨床]仲景方・張錫純方による坐骨神経痛の治療
■[鍼灸特集]心因性の肩こり
■[私の鍼灸補瀉手技]石学敏の手技量学にもとづく補瀉法(河原保裕)
■[仮免鍼灸臨床からの脱皮]教科書的脾虚症状に騙されるな!(金本貴行)