中医針灸学の治法と処方
商品コードISBN 978-4-924954-67-0
編著:邱茂良・孔昭遐・邱仙霊
訳者:浅川要・加藤恒夫
A5判 並製 464頁
2001年 4月20日(第1版)発行
訳者:浅川要・加藤恒夫
A5判 並製 464頁
2001年 4月20日(第1版)発行
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高度に体系化された針灸の治療法則。
より明確になった針灸治療の法則性
理論と臨床のみごとな結合
湯液と同じ中医学理論を針灸治療に応用
著者の一人,邱茂良先生は1950年代に針灸分野における弁証論治を提唱し,今日の中医針灸学の礎を築いた老中医である。現在も南京中医薬大学教授のほか数々の要職に就かれ,中国針灸界の第一人者として活躍されている。
本書では,針灸の治療法則を体系的に解説している。中医針灸学の骨幹をなす「理・法・方・穴・術」の「法」と「方」に重点を置き,理論と臨床をみごとに結合させた。これによって,針灸分野においても湯液分野と同じく中医学理論を用いた治療が可能になったことは画期的である。
ある症状に対して明確な西洋医学的診断を下したうえで,中医学の弁証論治の方法を用いてその症状に対する診断を行い,証に則った治則と治法・処方配穴・手技を提起して確実な治療効果をねらう。それぞれの証に合った治療方法を導き出せる構成になっており,実用性も高い。